2021.08.21
となりの仕事人
株式会社かわでん 嶋貫 博之 さんの場合
より働きやすい職場へ
終わりなき改善活動
株式会社かわでん KPS推進室 チームリーダー
嶋貫 博之さんの場合
(32歳、南陽市)
部署名のKPSとは「かわでんプロダクションシステム」のこと。効率化と人材育成のための改善活動を推進しています。現場を回って働く人の声を聞き、全体を俯瞰し滞っている部分がないかを日々チェックしています。関係する部署と協力しながら、従来のやり方を変えることで、効果が数値に表れたり、同僚から「働きやすくなった」と言われた時はやりがいを感じますね。ただ、やり方を変える時には、部署間で不満や不公平感が出ないようにすることが肝心。「説得」じゃなく「納得」してもらうことが大切で、そのためにも日頃からさまざまな人とコミュニケーションを取るよう心掛けています。
カスタム型配電制御設備を手掛ける専業企業で、全国トップシェアを誇る当社。工程ごとに人がいて、責任を持って作り込むシステムは当社の強みで、同時にそこには改善の余地が無限にあります。異業種の他社事例も参考にしながら、今後も改善活動を通じて当社の武器を磨き、品質と生産性の向上に貢献していきたいです。
従業員からの改善提案を随時受け付け、その内容と社としての対応を掲示している。「若手から提案が上がってくるとうれしいです」。広々とした社員食堂は定食、丼、ラーメン類などのメニューがあり、社員は250円で食べられる! 嶋貫さんのお薦めは「塩ラーメン」。
事業内容/配電制御システムの設計、製作、販売等
南陽市小岩沢225