2021.10.02
となりの仕事人
アリオンテック株式会社 志田 祐葵 さんの場合
緊張感があるからこそ
仕事って面白い
アリオンテック株式会社
製造部本社工場 係長
志田 祐葵さんの場合
(37歳、山形市)
半導体を製造する際、特に重要な部品となる石英ガラス製品を製造する当社で、研磨工程を担当して9年になります。石英ガラス製品は、技術の高度化によって形状の多様化、複雑化、微細化が進んでいて、その最終工程となる研磨は1000分の1㍉単位の精度が求められます。
研磨液の温度やかける時間。それらはマニュアルというより経験がものをいう世界。一つ間違えれば、多くの仲間の手を経てここまで来た製品をムダにしてしまいかねません。絶えず緊張感と共にある仕事です。でも、その緊張感がたまらない。仕事って、緊張感を持ってやることが大切だと思うんです。その緊張も、ぎりぎりの納期も乗り切って、難しい製品を完成させた時の充実感はたまらないですし、完成品を目の当たりにしてうっとりできるのも、最終工程を担う醍醐味だと感じています。
何年やっても慣れも飽きもなく挑戦できる。そういう会社で働いている以上、絶えず自分のレベル上げにも挑戦し、〝目立つ存在〞になって社の成長に貢献していきたいです。
作業中の志田さんと石英ガラス製品のサンプル。難易度の高い加工は緊張を伴うが任せられる喜びもある。休日の楽しみは釣り。子どもたちと行くこともあれば、職場の同僚と海に向かうことも。平均年齢34歳と若い会社だけに社内は和気あいあい、後輩とフランクに接しているという。
事業内容/半導体製造機器に関連する装置・部品などの製造・販売等
山形市みはらしの丘2-37-1