2025.09.20
となりの仕事人
山形建設株式会社 野々村則夫さんの場合

「朝起きてから夜寝るまでを、想像してみて?」。採用担当として学生たちを前に、彼は情熱を込めてこう語り掛けてきた。家、道路、学校、商業施設。暮らしの隅々にまで関わる建設業の壮大さと責任。その魅力を伝え続けてきた言葉は、今や彼の血肉となっている。
「スマホは関係ない?いいや、それを作る工場もわれわれの仕事だ」。日常の全てが、建設業という仕事につながっている。彼はそう語ることで、当たり前すぎて見過ごされがちな、社会基盤を支える仕事の誇りを思い出させてくれる。
地方だから、と夢を諦める必要もない。「1000億円の仕事はないかもしれないが、100億円の仕事はある」。そして何より、自分たちが手掛けた仕事の成果を、家族や友人といった身近な人々が目にし、利用してくれる。それこそが、地元で働くことの最高のやりがいではないか、と。
今は、設計のほか、官民連携の街づくりなど新たな事業を開拓する部署に身を置く。かつて学生たちに語った未来を、今度は自らの手で切り開く番だ。先輩方が築いた歴史を、これから入ってくる若い世代へ。その架け橋となることが、今の彼の使命だ。

山形建設株式会社
営業本部 営業企画部長
野々村則夫さん
(新庄市出身)
営業本部 営業企画部長
野々村則夫さん
(新庄市出身)

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