2022.01.22
となりの仕事人
山新建装株式会社 栗原一清 さんの場合
ビッグイベントで得た経験
組織に還元したい
山新建装株式会社
建装部 部長
栗原一清さんの場合
(45歳、山形市)
専門学校でインテリアデザインを学び、店舗内装のデザインができるかと入社したら施工の現場へ。でもそれが面白くって、仕事にはまって今に至ります。サッカーW杯日韓大会の埼玉スタジアムや愛知万博、東京五輪で外苑前に開設された日本オリンピックミュージアムといった国際的なイベントの会場設営や、福島県富岡町の廃炉資料館といった県外の大きな案件を担当し、さまざまな経験を積ませてもらいました。
どの現場でも心掛けてきたのは、図面以上の仕上がりを目指すこと。現場で全体を俯瞰すると見えてくる「こうした方がいい」という気付きを、妥協せず、予算内で実行してきたつもりです。すると施工管理者として指名されるようになり、それが次のモチベーションや実績につながっていきました。
そして部長となった今、経験をいかに会社に残していくかが、自分の課題です。育成カリキュラムや人事制度を再考したり、チーム制を導入したり、取り組むことは山ほどあります。後輩たちの成長と組織のステップアップに、自分なりに貢献していきたいです。
プライベートでは体を動かすことが好きで、フットサルやスノーボードを楽しむという栗原さん。一方で、奥さんとカフェでお茶を飲んでいても、仕事柄ついお店の内装が気になり、テーブルの高さや椅子とのバランスをチェックしてしまうという。
事業内容/店舗・商業施設・文化施設などの内装企画・設計・施工、サイン・ディスプレー等
山形市富神台28