やまがた未来プロジェクト2024

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2023.02.18

となりの仕事人

株式会社市村工務店 松浦利行さんの場合

株式会社市村工務店 建築部 工事長
松浦利行 さん(山形市出身)



 現場監督として心掛けているのは、何といっても段取りです。職人さんが気持ち良く働けるようにスムーズな工程を組むこと。特に最近は資材の価格が高騰し、納期も不安定なので早め早めの手配を意識しています。

 建物は、もちろん設計図はありますが、細かいところは変わっていくものです。お客さまの考えや思いを反映させ、いわゆる「納まりがいい」といわれる使い勝手の良い建物、見栄えの良い建物を目指して、常にベストな提案をしていくことが、自分の存在意義かな、と考えています。ディテールに自分なりの色を出せるのも面白いところです。そうやって、建物はたくさんの人の英知が結集してできていくものです。年次を重ね、裁量が大きくなればなるほど、やりがいも増していきます。もっと経験を積み、自分のレベルを上げたくなります。もし後輩たちが1年目、この仕事に向かないと思っても、3年5年と続けるうち、面白さに気付くはず。すぐに見切りをつけないで、一緒に「最高のもの」を目指していきましょう。

山形で総合建設業を行う老舗の工務店。
昨年130周年を迎えました。「最高のものをつくろう」をキャッチワードに自社ブランディングにも力を入れています。

本社/山形市久保田3-11-12
https://ichicom.co.jp/

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