やまがた未来プロジェクト2024

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2023.09.06

vol.20暮らし

教えて!本坊さん

Q
考古学者になりたいと、一時は考古学系の専門職に就きましたが、ハラスメントに遭い退職しました。4年たって、4年間の間にいろんなことがあり、音楽を目指すも、女の人にだまされまた考古学に戻ってしまいました。家族や師匠も喜びました。でも、本当は音楽がやりたいです。考古学に戻って半年が過ぎました。音楽へ進んだら、周りの人たちを裏切ることになってしまうんでしょうか。夢を追っていいのかどうか分かりません。
(28歳・公務員・男性・茅ヶ崎市)
A

人が良すぎると身内は歯がゆいものです。僕の母は友達に誘われてフラダンス教室に通いました。発表会に行くと一番前のセンターで腰をくねらせております。Vの字の陣形で先頭の母はステージの前に出過ぎ、緞帳(どんちょう)が下りて母だけを取り残してしまいました。才能があったらしく、先生に「本坊さんも先生になって教室をやってみない?」と勧められました。丁重にお断りするとその先生はとても悲しそうな顔をしたから、先生を引き受けることにしたというのです。僕はあきれました。誰のために生きてんだって話です。

あなたの転職の1度目はハラスメント、2度目は女性にだまされてとのことでした。今回は誰のせいでもなく、あなたが決めるのです。復職したときに喜んでくれた仲間を大切にしているようですが、この先「この仲間のために夢を諦めた」などと言わないよう、しっかり自分の選択に責任を持って決断してほしいです。正直、考古学をやりながら音楽もすればいいと思います。

人が良すぎると身内は歯がゆいものです

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