やまがた未来プロジェクト2021

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2021.07.15

vol.8暮らし

教えて!本坊さん

過酷なバイト経験を経て芸人人生を不器用に歩むソラシド・本坊さんが、若者の悩み・質問にぬるっと答えます

Q
コロナ禍で中止や制限が増え、変化になかなかついていけません。コロナで失ったもの、得たものは何ですか?
(18歳・高校生・男子・酒田市)
A

 子供の頃、親に「これやっちゃダメ」と言われると、絶対にそれをやりたくなるものでした。個人の自由や自主性を頭ごなしに無視してくる親に頭にきたものです。

 大人になって何をやってもよくなり、吉本の会社にも「なんでもアピールしてくださいネ」と言われたときに「えっとー…」となりました。口にして人に説明できるほどやりたいことなんかなかったのです。

 フランスで革命が起きて市民が自由を得たとき、ほとんどの市民が結局、王様が生きていた時と同じ仕事を続けたと聞きます。自由を実行するのはパワーがいります。僕はほとんどの市民と同じで、その他大勢の一人でした。


 コロナ禍でのいろいろな制限は、無限にある選択肢をつぶしてくれたと思いました。営業がないなら、漫才がないなら、今までできなかったことしよ。僕は、社会に出て生活に追われ本を読む時間がない時に、刑務所に入ったらいっぱい本読めるなと考えるやつで申し訳ないのですが、そうなんです。

コロナ禍は、無限にある選択肢をつぶしてくれました

profile 本坊元児

ほんぼう・がんじ=1978年、愛媛県生まれのお笑い芸人。吉本興業所属。2001年1月、水口靖一郎とコンビになり「ソラシド」を結成。ボケ担当。「山形県住みます芸人」として活動中。過酷なバイト体験などをつづった著書『プロレタリア芸人』(扶桑社)は文庫化され好評販売中。

Twitter @honbouganji
https://twitter.com/honbouganji/

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