やまがた未来プロジェクト2024

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2020.05.20

vol.1仕事・就活

おしえて!シゴトのコト【教員編】

子どもたちと一緒に、自分も成長できる!
教員になって2年目、村山地域の小学校に勤務
水田春香さんの場合

 

-どうして教員になろうと思ったんですか?

 教員になる前は、航空会社社員として空港で働いていました。空港にはさまざまなお客さまがいらっしゃって、日々の仕事の中でいくつか考えさせられる場面がありました。思いやりや優しさ、感謝する心について子どもたちと一緒に考えたい、そして共に成長したいと思うようになりました。それから、子どもの人生に関わる教員になろうと決意しました。

-教員になってみて、やりがいを感じる瞬間って?

 やっぱり子どもから「ありがとう」と言われた時です。ある日の学級会で、発言できず泣いてしまった女の子がいました。その理由を聞くと、女の子は気持ちを話し、自分で目標を定め、次の会では発表することができました。「先生、言えたよ!話を聞いてくれてありがとう!」と駆け寄ってきてくれた時はうれしかったですね。同じ気持ちを共有できた喜びと、子どもの成長、そしてやりがいを感じました。自分が言われてうれしい「ありがとう」という言葉の温かさを、子どもたちに伝えていきたいです。

-お休みはどんな過ごし方を?

 運動したりおいしいもの巡りをしたりしています。土日はちゃんと休めるので、自分の時間も大切にできています。また勉強会に参加してさまざまなことを学んでいます。まだまだ経験が少ない私にとって、研修する機会はとても貴重だと思っています。リフレッシュしながらスキルアップもできて、めりはりをつけて仕事に取り組めています。

-どんな人に向いていると思いますか?

 どの仕事でも同じだと思いますが、明るく元気な人でしょうか。子どもは先生の笑った顔が大好きです。また、毎日いろいろなことがあります。どんなことも乗り越えていける、前向きな考えが大切だと思います。さまざまな場面を子どもと経験していくことで、自分自身も人として成長できる、魅力的な仕事です。


教員になるためには?

※一般的な例として

小学校教員免許状の取得が必要。高校卒業後、教職課程のある大学や短大、大学院で学び、所定の課程を修了することで得られる。自治体ごとに行う選考試験を受験。山形県は令和3年度の第1次選考を7月18~19日に実施予定。

教員の給与

公立小学校の場合、県や地域ごとに定められている地方公務員の給与体系に則って決定。初任給21万600円(山形県の場合)

山形県公立学校での働き方改革

超過勤務を減らし、教員の学びの時間を確保する働き方改革に取り組んでいます。
【具体的な取り組み例】
★「部活動の在り方に関する方針」を踏まえた部活動運営
★スクール・サポート・スタッフを配置し、教員の事務負担などを軽減… など

 

〈山形県公立学校の教員の採用について〉
山形県教育庁教職員課 TEL 023(630)3406

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