やまがた未来プロジェクト2024

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2023.05.31

vol.19特集

はじめる ワタシ。

東桜学館⾼校 かるた部

伝統的に、かるた大会を全校行事として実施している同校で、部活として競技かるたに取り組んでいます。毎年7月に滋賀県の近江神宮で開かれる全国高校小倉百人一首かるた選手権大会、通称「かるた甲子園」に、昨年は団体部門で初出場。しかし1勝も挙げられなかった悔しさから、本年度のチーム目標を「全国大会で初戦突破」と定めました。放課後、畳敷きの教室には読み手の声が朗々と響き、一瞬で札を払う動きは実戦さながらの緊張感に満ちています。知力や体力など多くの能力が求められるため、新しい練習メニューは貪欲に取り入れ、近県の強豪高校に遠征に出向くことも。部員同士、互いを分析し合い、目標に向かい高め合っています。

瞬発力・記憶力など幅広い能力が必要とされる競技かるた。大会で集中力を持続できるよう緊張感を持って練習に臨みます


ラジオ番組のパーソナリティー

エフエムNCVのトーク番組「フルカレ米沢」のパーソナリティーをこの春から務める金森鼓さん(写真左)と長尾胡春さん。共に県外出身、米沢女子短期大学2年生の2人は、先代のパーソナリティーだった先輩に誘われると「チャンス!」と受け止め、就任を決意しました。初めての放送は「AIのような話し方になってしまった」など反省点が見つかる一方、番組制作スタッフの編集スキルに驚くなど新たな発見も。授業はもちろん就職活動やアルバイト、サークル活動などと並行して多忙ながらも、残りの学生生活をますます充実させようと意気込んでいます。

「話すテンポや声のトーンなどトークのスキルを上げ、これからの社会⼈⽣活に役⽴てていきたい」と話す2⼈。
社会⼈のスタッフから学ぶことも多いそうです

パーソナリティーがそれぞれ、置賜地方の学生をゲストに招き、学生生活や趣味のことなどを語り尽くす20分間のトーク番組

エフエムNCV

フルカレ米沢


鶴岡東高校 男子卓球部

(左から)梅木大智さん(2年生)、キャプテンの多田啓佑さん(3年生)、阿部鴻憲さん(1年生)

2月の東北選抜大会は団体戦で8度目の優勝、4月に愛知県で行われた全国選抜大会で団体5位入賞と、全国トップクラスの強豪校。この環境で成長することを求め、地元庄内はもちろん関東、九州などからも生徒が門をたたきます。勝ちたい、強くなりたいという目的でここに来ている彼らは、毎日の練習も常に全力。さらには寮生活を送りながら、スキルだけでなくあいさつや言葉遣い、思いやりを学び、人間としての成長も大切にしています。目指すは相手を尊重し「応援してもらえる」選手。悲願の全国優勝に向け、今日も集中力を研ぎ澄まし、仲間たちとラケットを振り続けています。

サーブの練習から下半身を意識したフォーム、競った場面で消極的にならないよう練習中から声を出したりと、技術だけでなくメンタルのトレーニングも欠かしません

寮でも卓球の話をしている時間が楽しいと話す部員たち。課題を共有し切磋琢磨できる環境がチームの強さにつながっています

⼭形大学 VR部

(左から)代表の髙木直人さん、上倉晴喜さん、香取倖明さん。奥でVRゴーグルをしているのは副代表の髙木稔さん。
今年は、部を創設し引っ張ってきた髙木直人さん&稔さんから、香取さんらに代表が交代する節目の年になりそう

創部6年目の新興サークル。オンライン中心の活動スタイルに、コロナ禍が追い風となって、気付けば部員200人を超す大所帯へ。VRイベント、3DCG勉強会を定期的に開催するほか、e-Sports・VTuber・動画編集・DTM・Unity・電子工作・メタバースなど「やりたいこと」発でプロジェクトが次々と立ち上がり、部員は興味あるものに参加します。「AI」「チャットGPT」など目新しいテーマもあり、最新のテクノロジーは大学生が参入しても先端を行けるのが面白いところ。「代表の交代」「バーチャルマーケットへの出展」「他大学との交流」など今年チャレンジしたいキーワードも増殖中です。

自分たちで作成したバーチャル空間のキャンパスに、部員のアバターが集合
VR部e-sportsチームがリアルで開催した
新入生歓迎会=山形市・YES*7
全身の動きをトラッキングして
自在に動く3D Vtuberを開発

VR部

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