2022.02.01
ぼくらの集大成

いよいよ卒業、進級のシーズン。チームで、個人で、グループで。
勝ったり、負けたり、悩んだりしながら進んできたぼくたちの、頑張りの軌跡を紹介します。












山形城北高校
女子バドミントン部
しっかりやり切ったと
言えるように努力する

伝統ある強豪校。昨年も夏のインターハイやJOCなど全国の舞台を踏んできました。新主将となった2年の山崎明優さんは「強豪の自覚を常に持ち、意識を高く保ちみんなをまとめていきたい」と話します。1年生の髙橋寧女さんは「みんなが同じ目標に向かって頑張れている時、やりがいを感じます」、永岡由帆さんは「苦しい練習でも笑顔で頑張る先輩を見習いたい」とし、次のインターハイ出場と全国ベスト8を見据えていました。
\大会で練習の成果を出せるとうれしいです!/
[カップ受領者]2年・キャプテン 山崎明優さん
1 年間の活動
春 | 夏 | 冬 |
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3月 全国高校選抜大会出場 5月 県高校総体優勝(団体・個人完全制覇!) | 8月 全国高校総体(インターハイ)出場 JOC全日本ジュニア選手権出場 | 11月 県高校新人大会優勝(団体・個人シングルス) |


[同2人目]1年 永岡由帆さん
羽黒高校
男子バスケ部
夏の敗戦をバネに冬は全国へ
ベスト8 目指してチーム一丸

昨年はインターハイ出場を逃した悔しさも糧に、秋のウインターカップ県予選では4連覇を成し遂げ、全国の舞台に立ってきました。新チームとなり主将となった加藤律輝さんは、一人一人考え方が違う大所帯の部を一つにまとめる大変さを痛感しつつ、普段から行動に責任を持つよう心掛けているそうです。1月の県新人大会も制し、次こそは全国ベスト8へ!練習するほど上達する面白さも感じながら、ハードなメニューに汗を流しています。
\今年1月の県高校新人大会で優勝しました!/
1 年間の活動
夏 | 秋 | 冬 |
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6月 県高校総体決勝で敗れ、インターハイ出場を逃す | 10月 全国高校選手権(ウインターカップ)県予選で優勝 | 12月 全国高校選手権に出場 1月 県高校新人大会で優勝 |


[右]2年・部長 加藤律輝さん
東海大学山形高校
柔道部
心技体を成長させ、
全国で結果を出したい

去年11月の県予選会で男子団体が優勝、個人戦も2階級を制し、3月に開催される全国大会出場を決めました。また女子も団体と個人3選手が3位内に入賞しました。顧問の石川哲也先生の指導を受け、全国で活躍したいという思いで入部した生徒たち。柔道を通じて心技体の成長を目指しています。全国大会では過去に準優勝、3位などの成績を残したものの優勝には届いていないことから、個人戦でのチャンピオン誕生が部の悲願です。
\男子団体と個人2人が3月の全国大会に出場します!/
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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県外遠征・合同練習、練習試合、地区大会・県大会・東北大会 | 県外遠征・合同練習、練習試合や地区新人戦 | 県新人戦・県選手権 | 県外遠征・合同練習、練習試合 |


心技体の成長を目指し練習に励んでいます
東北公益文科大学
硬式野球部
涙をのんだ秋。新チームで
全国大会出場を果たす!

2013年に強化指定部となり、羽黒高校をセンバツ4強に導いた横田謙人氏が監督に就任。18年には屋内練習場と寮が完成し、九州をはじめ全国から集まった学生たちが野球に打ち込んでいます。目指すは南東北大学リーグ優勝、そして全日本大学野球選手権大会出場。しかし去年秋のリーグ戦はあと一歩のところで頂点を逃しました。「一から出直そう」。悔しさをバネに気持ちを切
り替え、次の春リーグで夢をかなえるべく練習に励んでいます。
\全国から集まった学生たち。目指すは“大学野球日本一”/
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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南東北大学リーグ戦に参戦もコロナの影響で出場辞退 | 遠征に出られず県内で練習。社会人チームとの試合や紅白戦など | リーグ戦で8勝2敗。同率1位となり優勝決定戦に臨むが惜しくも敗れ準優勝 | 3年生中心に屋内練習場などでトレーニング |



(山形市出身・仙台育英高校卒)
[右]3年・副主将 松田光記さん
(宮崎県出身・日章学園高校卒)
新庄南高校
演劇部
県高校演劇合同発表会で
3年連続〝最優秀賞〞受賞

県高校演劇合同発表会にオリジナル脚本の作品「忘れてもいいよ」で挑戦。見事3年連続で、最優秀賞にあたる総合文化祭賞に輝き、昨年12月の東北大会に出場しました。「時間をかけてつくったからこそ伝えたいことが伝わり、上位大会に行けたことがうれしい」と部員たち。2年生は後輩の育成に加えて、引退前の定期公演で自分たちの集大成といえる作品をつくるべく、稽古を頑張っています。
\作品によっては真冬に夏の衣装のときも!/
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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4月 新入生歓迎公演 | 6月 定期公演 7月 新南祭公演 | 10月 県高校演劇合同発表会で総合文化祭賞を受賞 | 12月 東北地区高校演劇発表会で優秀賞を受賞 |



南陽高校
市役所部
地域活性化を目指し、
高校生ならではの視点で魅力発信

「南陽市の若者が減少傾向にある」という課題の解決に向けて、SNSなどを通じて市の魅力を全国に発信しようと2020年12月に発足した「市役所部」。地元の専門店とコラボし、地域の農産物を使って開発したジェラートは大きな話題に。販売から1週間で売り切れるなど好評でした。他の部活と掛け持ちしながらの活動は大変でしたが、「自分たちも知らなかった地域の魅力を知ることができた」と大きな収穫を得たようです。
\昨年の発足式。これからも地域との交流を大切に活性化のヒントを見つけていきます/
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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山形商業高校「産調ガールズ」の活動を見学 | コラボ商品第1弾「ももとブルーベリーのジェラート」を開発 | コラボ第2弾「焼きりんごとつや姫のジェラート」を開発 | 1年間の活動について山形市内でプレゼン |


庄内総合高校
高校生模擬起業グランプリに参加
普段の高校生活では
体験できない会社経営

現代社会の授業をきっかけに起業に関心を持ったメンバーが集まり、模擬企業「くりーん あーす どるふぃんず」を結成。庄内浜に来るイルカをはじめ動植物がすみやすい環境をつくろうと、エコバッグなどの商品を企画しグランプリに応募。1次審査を通過しました。商品の制作、販売までを手掛け、帳簿付けや仕入れの交渉など普段の高校生活にはない仕事を経験。購入者からの温かいメッセージが活動の励みになったそうです。
\地元のハンドメード作家さんにアクセサリーの作り方を教わりました/
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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模擬企業の立ち上げ | 社名・部署決め、商品企画開発、グランプリで1次審査通過 | 商品制作・販売、SNSでのPR活動 | ラジオ出演、決済処理、2次審査結果発表 |



酒田東高校
科学の甲子園全国大会に出場
それぞれの強みを生かし、
チームワークで挑む

科学好きの裾野拡大などを目的に高校生が科学の知識や技能を競う「科学の甲子園」。去年10月に行われた県大会で優勝し、3月の全国大会に出場します。メンバーは、中学生の時ジュニア部門に出場した佐藤奏汰さんをはじめとする2年生7人。理科、数学、情報に関する筆記と実技があり、それぞれ強みを生かせるよう特訓しています。「全国のライバルと戦う中で、自分たちの実力を楽しみながら出し切りたい」と話してくれました。
1 年間の活動
秋 | 冬 |
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9月 先生から声を掛けられメンバー決定 10月 県大会に出場し優勝 | 全国大会に向けた強化講習会 |



国際探究科2年 小松原颯斗さん、理数探究科2年 荒木優太さん、中村由治さん
東北芸術工科大学
二つの3DCGコンテストで優勝 丹野さん
今後に生かせる出会いも。
成果を得られた一年に

\KLab Creative Fes’21の静止画部門で優勝した作品『Gargoyle』/
ハリウッド映画に登場するような架空の生物を、自分なりに表現してみたいと考え3DCG制作を始めた丹野さん。初めての作品をコンテストに出展したところ、説得力のある造形が評価され見事優勝に輝きました。受賞によりSNSで作品を見てもらう機会が増え人脈もでき、有意義だったと振り返ります。今後の目標は海外のコンテストでの入賞。「国内外問わず、自分の能力が生かせる所で制作をしていきたいです」
1 年間の活動
夏 | 秋 | 冬 |
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6月に3DCGを本格的に始める。初めての作品『Gargoyle』を「KLab Creative Fes」に応募。ノミネート作品に選ばれ、プレゼンの後、静止画部門で優勝 | CGの勉強を兼ねて作品制作に励む | 「CG Grand Prix “3D Cross” powered by CyberAgent」に応募、キャラクターモデリング部門優勝、全部門のBEST CROSS賞を受賞 |


米沢栄養大学
減塩・ベジアッププロジェクトへの参加
学びを生かし、健康のために
食の大切さを伝えていく

大学での学びを生かし県民の健康増進に貢献しようと、県が推進する「減塩・ベジアッププロジェクト」に学生が中心となって参加。2020年度はレシピ開発などに取り組み、コロナ禍の中、ウェブ会議システムを活用し工夫しながらリーフレットなどを完成させました。昨年はテレビ番組にも出演。「プロジェクトを多くの県民の方に知ってもらえたと思います。開発したメニューを実際に作ってもらえた時などはやりがいを感じました」
1 年間の活動
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
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スーパーなどで流す動画 を制作 | テレビ番組の収録 | リーフレットを制作 | 簡単に野菜が摂取できる料理レシピの開発 |




山形調理師専門学校
校内の作品コンクール
力を合わせて目指す「JA全農山形賞」
本番直前まで試行錯誤

プロの調理師を育てる同校では毎年11月、学生たちが班ごとに、限られた予算の中でメニューを考案し、アイデアと調理の技と盛り付けの工夫を競い合う「作品コンクール」を開催しています。本年度の課題食材は庄内グリーンポーク“ぶーみん”とリンゴ「ふじ」。調理高度技術科2年2組1班の4人が最高賞を受賞しました。熟考の結果、メニューを決定したのはなんと当日!不安と緊張の中、できることに精いっぱい丁寧に取り組んだそうです。
1 年間の活動
秋 | 冬 |
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10月上旬 コンクールの班が決定。そこからインターネットや本を参考にメニュー考案開始 | 10月下旬~11月上旬 最大限素材を生かすため試作を繰り返す 11月11日 作品コンクール |




