やまがた未来プロジェクト2021

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2021.07.15

vol.8特集

つくる! 作る! 創る!

さまざまな分野でものづくりに挑む学生たちがいます。県内の工業高校や短大、専門校の「つくる」現場を紹介します

(取材は感染防止対策を徹底し撮影時のみマスクを外してもらいました)

“削り”のスペシャリストへ
一歩を踏み出す

米沢工業高校

フライス盤の技能検定に向けた取り組み

8月に機械加工の技能検定があり、フライス盤作業の実技試験での合格を目指し実習に臨んでいます。検定では課題で作るものが決められていて、制限時間内に寸法通りに仕上げる必要があります。そのために、フライス盤の動かす方向の把握や、へこんだ部分を削る過程など、分からない部分や難点は先生に相談しながら練習を重ねています。

\全員合格に向けて頑張るぞー!!!/

【左から】 工業クラブ機械生産類2年
遠藤柚詩さん/齋藤未来さん/齋藤佑也さん

フライス盤はハンドル数が多く、上下左右前後に動かす必要があります。削りたい部分によってどのハンドルを動かすか、把握する必要があります


どこにも負けない
ロボットを作り
優勝を目指す

長井工業高校

【左から】 電子システム科3年
戸内 樹さん/𠮷田 陸さん(リーダー)/田畝一力さん/島貫 颯さん

メカトロアイディアコンテストに向けたロボット製作

学校の課題研究で、今年の9月に酒田光陵高校で行われるメカトロアイディアコンテストに向けたロボットの製作をしています。昨年出場した先輩方の動画を参考にしながら、予算内でより良いものを作るために試行錯誤を重ねています。この大会は、全国高校ロボット競技大会の山形県予選も兼ねているので、班の皆と協力し優勝を目指します。

\いい結果を残せるように頑張ります!/

昨年までは自立型とリモコン型の2台のロボットでした。今年は自立モード、操縦モードの切り替えができる1台に変更。先生と試行錯誤する毎日です

アーム担当と足回り担当に分かれて、部品の価格や、より正確な動きにするためにはどうすればいいかなど調べています


トップエンジニアに学ぶ
プログラミング

鶴岡工業高校

【左から】 情報通信科3年
鈴木 慧さん/木村暁人さん

スーパーエンジニアプログラミングスクール

今年春に始まった山形大学国際事業化研究センターの事業。シリコンバレーで活躍する現役エンジニアから生徒が直接プログラミングの講義を受け、自ら考えた課題に挑戦しています。七つの講義と四つの課題があり、テーマに沿って自分で作るものを考え評価を受けます。最近の課題ではマイクロコンピューターから信号を受けて光るGLOW(IoTデバイス)を使用したプログラムを作りました。

\いろんな視点から考え、みんなの役に立つものを開発していきたいです/

普段の生活の中で「こうだったらいいな」と思うことにフォーカスを当て、解決するためのプログラムを考えたりしています

アレクサ(スマートスピーカー)に話し掛けるとその音声に反応して離れた部屋においてあるGLOWへ色信号を出すシステムを作成しました(木村さん)

ビニールハウスの温度をセンサーで測り、温度に応じてGLOWの色やグラフで知らせるシステムを作成しました(鈴木さん)


ユニバーサルな将棋盤
さらに改良し
指しやすく!

寒河江工業高校

視覚障がい者の方向けの将棋盤作り

課題研究で視覚障がい者専用の将棋盤製作に挑戦しています。前年度に先輩たちが製作した将棋盤の改善点を班の皆で検討し、アイデアを出し合って先生と相談しながら改良を重ねています。今年は将棋盤にカラーセンサーを使用し、駒の位置はもちろん、色付きの駒で種類が分かるようにします。さらに指しやすい将棋盤を目指します。

いつか実際に障がい者の方たちに使ってもらえるように頑張ります

【左から】 電子機械科3年
柴橋悠人さん/皿谷 隆さん/伊藤岳流さん

昨年は将棋盤の下にスイッチがあり、駒を置くとその場所を読み上げる仕組みでした。今年はカラーセンサーを使用します


学びを生かし
地域に貢献できる活動を

創学館高校

【左から】 3年
情報メディアコース・松村周祐さん/電気エネルギーコース・早坂柊哉さん(副部長)電気エネルギーコース・結城翔太さん(部長)/電子機械システムコース・瀬野翔太さん

モノづくり倶楽部

東日本大震災で被災した小学生のために携帯型LEDライトを作成し、贈ったのをきっかけに、工業で学んだことを生かして地域交流や地域貢献活動を行っています。主な活動はモノづくり教室で、園児から高齢者まで幅広い年代の方と交流する機会が多いのでコミュニケーション能力も鍛えられます。今後さらにSDGsに貢献できるものを作り、イベントの参加者を増やしたいです。

ぜひぼくらのモノづくり教室に参加してください!

LEDライトを作る体験教室では、最初の難しい部分はぼくらが学校で作り、比較的簡単な作業をしてもらっています

今年も残念ながら中止になってしまった天童夏まつり。これまではペットボトルを再利用したみこしを制作して出場、名人賞などを頂きました!


成長したいから、
挑戦する!

県立産業技術短期大学校

第16回若年者ものづくり競技大会に向け特訓

技能五輪のユース版とされ、就業前の若者が技能レベルを競う「若年者ものづくり競技大会」が8月、愛媛県で開催されます。県立産業技術短期大学校からは4人がエントリー。本番まで技術を高めようと特訓を重ねています。

【メカトロニクス】

機械工学や電子工学などの技術を活用し、工場自動生産設備を模した装置を2人一組で製作する競技。「面白そう」と思った舩山さんが、板垣さんを誘って参加を志願しました。プログラミング担当の舩山さんは「仕様書に対する想像力」を、ハード製作担当の板垣さんは「仕様書の読解力」を高め、入賞を目指します。放課後、夜の9時ごろまで練習する毎日はとても充実しているそうです。

\息ぴったり入賞を目指します!/

仕様書の通り部品を組み立て、プログラミングを組み、装置を動かすには高度な技術が要求されます。でも「最終的に思った通り動いてくれたとき、楽しいんです」

【左から】 メカトロニクス科2年
舩山郁海さん/板垣慶至さん


【フライス盤】

鋼材を前後左右・上下に動かし、定位置で回転している切削工具で加工します。普通科から進学し、実習で初めて加工に触れた鈴木さん。「もっと技術を高めたい」と国家検定3級を取得。2級に挑む過程で、大会にも挑戦することになりました。「目標は自分のスキル向上。結果はどうあれ、とにかく課題を削って、今の自分を超えたいです!」

\今の自分を超える!/

デジタルエンジニアリング科2年
鈴木佑來さん


【旋盤】

鋼材を機械で回転させ、刃物を当てて削ったり、穴を空けるなどの加工を行います。新庄神室産業高校時代、高校生ものづくりコンテストへの出場経験がある井上さん。その時、目標に届かなかった悔しさから、もっと挑戦したいとこの学校への進学を決めたというほど、大会に懸ける思いはひとしおです。今年2月に出場した他の東北大会では3位に入り、寸法点で満点を獲得。手応えを感じました。「会場の雰囲気にのまれず、自分のペースを守りたい」と本番を見据えていました。

許容される誤差0.03㍉という世界で精度を競います。不可能に思えた図面を削れるようになることが、とても面白いと井上さん。大会では「寸法点マックスを提出したいです」

\現代の名工になりたい!/

デジタルエンジニアリング科2年
井上太斗さん


力を合わせ、
家を建てる!

県立職業能力開発専門校

去年の2年生が製作した2階建て住宅。入り母屋屋根、切り妻屋根という難易度の高い技術を取り入れており、年ごとに間取りや仕上げなどにこだわりがあります。秋の一般公開には歴代の卒業生が見に来るので、気が抜けないそうです

建設技術科の木造2階建て住宅製作実習

大工になる技術を学ぶ同科では毎年、2年生全員で力を合わせ、在来工法により原寸大の木造2階建て住宅を1棟建てます。全国の職業訓練校で唯一、同校だけが実施している実習で、2階建てがすっぽり入る実習場など恵まれた環境がそれを可能にしています。この経験で得られる経験値と自信は計り知れず、仲間との絆もぐんと深まるそうです。

現場で活用される設計図。雨風に耐えられるよう、紙ではなく板に記される

黙々と体を動かす学生たち

木を使って物を作るのが好きで、大工になりたくてこの学校に来ました。歴代の先輩方が建ててきた一軒家。いよいよ自分たちの番で、みんな気合が入っています。誇れる家を、全員の力で建てたいです

建設技術科2年
前田佳寿威さん

10/16、17の秋栄祭で一般公開します。見に来てください!


わたしも
「つくる」

~自分だけの「つくる」を実践するセンパイたち~

遊びをつくる

地元の遊び場は
自分たちの手で

【一輪車選手兼指導、イラストレーター、イベント企画団体主宰】
酒田ユニサイクル ケセラ
石黒紀里子さん(酒田市)

小さい頃からやっている一輪車でリーダーとしての経験を生かし、コロナ禍で激減した子どもたちの遊び場づくりや、地域のためにさまざまなイベントを主催しています。

\チャンスを見逃さないように常にアンテナを張っています/

地域貢献を軸に、一輪車ショーやフリマイベントを開催。自由に表現できるイラストレーターとしても活動の幅を広げています

okhinroiko  https://www.instagram.com/okhinroiko/

k_ko_bo_  https://www.instagram.com/k_ko_bo_/

raido_kikaku  https://www.instagram.com/raido_kikaku/


ワインをつくる

土地の恵みを
未来へつなぐ

DROP代表
出来正光さん(上山市)

20代前半、ワインに魅了され、海外を含むさまざまなレストランやワイナリーの現場へ。ブドウ栽培に適した土地がある上山市に移住し、遊休地でブドウを育て、ワインを醸造しています。環境負荷の少ない、未来に誇れるワインをつくります。

\ブドウの力だけでワインをつくりたいです/

2019年に初めてリリースしたワイン。今年度は苗から育てたブドウを使って初めての醸造をスタートさせる予定

drop_yamagata

https://www.instagram.com/drop_yamagata/


会社をつくる

芸術を身近に
作品をレンタル

EnoGG株式会社 代表取締役
髙橋駿斗さん(山形市)

アーティストの作品を見てもらい、作家さんと直接話せる機会を増やしたい。そして、一般の方にもっと芸術を身近に感じてほしい。そんな思いから、東北芸術工科大学在学中に会社を設立。現在は商業施設や医療施設、個人宅へのアート作品のレンタル事業をメインに活動しています。

\アートを通して、生活空間がより豊かになるように力を入れています/

現役美大生からアーティストまで、さまざまなトーンや、テーマの作品を取り扱っています

hayaton77

https://www.instagram.com/hayaton77/


音楽をつくる

R&Bカルチャーを
伝えたい

R&Bシンガー
WHOOPIE(ウーピー)さん(南陽市)

洋楽好きの伯母の影響で小さい頃はホイットニー・ヒューストンに憧れていました。高校の恩師との出会いがきっかけで本格的にシンガーの道へ進むことを決意しました。

\音楽が私に価値を与えてくれました/

コロナ禍で時間に余裕ができたことで曲作りが進みました。本場アメリカに挑戦することが目標です

whoopie023

https://www.instagram.com/whoopie023/

選択 feat.WHOOPIE

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