2025.06.21
山形県立 保健医療大学

保健・医療に必要な知識と人間性を育てる
山形県立保健医療大学は、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士を養成する東北有数の大学です。「幅広い教養と豊かな人間性を備え、高度な知識と技術を持ち、専門職としての理念に基づき行動できる人材を育成する」ことを目的として、国家資格取得につながる教育を行っています。卒業後は、県内外の医療機関・施設に優秀な人材を送り出しています。
少人数制によるきめ細かな教育、充実した多職種連携教育、多様な臨床・臨地実習の場を用意し、卒業生のネットワークや地域の協力に支えられた質の高い実践教育、実践的な英語教育や海外交流を基礎に、国際感覚が豊かでグローバルに活躍できる世界水準の人材の育成が本学の特長です。
本学は、多彩で高度な教育・研究能力を有する世界水準のスタッフ、最先端の教育・研究機器、広大な敷地を有しており、勉学やサークル活動に没頭し、「科学や教育の心」を養うには絶好の環境にあります。
抜群の就職率と国家試験合格率
令和6年度の就職率および進学率は共に100%を達成し、看護師、理学療法士、作業療法士の国家試験合格率も全て100%となりました。知識・技術に裏打ちされた質の高い人材育成ときめ細かな就職支援が、高い就職率に結び付いています。県内の病院・施設による就職合同説明会「キャリア支援セミナー」、就職活動のマナーや心構え、自己分析の方法や面接のポイントなど学ぶ「キャリア支援ガイダンス」を実施するほか、希望者には提出書類の添削や模擬面接を行い、進路決定までサポートしています。国家試験に向けては、教員による個別指導や国家試験対策授業など、万全の試験対策を行い、高い合格率を誇っています。
医療現場に求められる〝チーム医療〞を学ぶ
一人の患者に対し、各専門家がプロジェクトチームを編成しながら医療を進めていく「チーム医療」では、互いに他の職種を尊重し合いながら、疾病や障がいを克服するための良質な医療サービスを提供することが求められています。医療現場のニーズに即した人材を育成するため、多彩な教育スタッフによる、多職種連携教育を実践しています。
看護学科
幅広い教養と看護の専門知識を力に未来社会を創造する
「人間尊重」を基本理念として、高度化・多様化する社会の変化に対応し、看護を通して地域社会に貢献できる人材を育成します。
今、豊かな人間性と確かな専門性に裏付けられた資質の高い看護者が求められています。日々の授業では、人間関係形成能力や、専門職としての創造性、探究力の育成に特に力を入れています。

理学療法学科
幅広い視野を持ち実践力に優れた理学療法士に
幅広いニーズに適切に対応できる豊かな人間性と科学的な思考力、倫理的判断力と専門技術力を備えた人材育成を目指しています。
理学療法士は、身体に障がいがある人に対し、運動療法や物理療法を通して、基本的動作能力を回復する専門職です。思いやりの心や協調性、リーダーシップのある人材を、少人数教育で養成します。

作業療法学科
高度な知識と技術、豊かな人間性、倫理的な判断力を養う
障がいのある方々を援助し、心身の障がいの回復に役立てるよう、作業療法士としての幅広い知識と技能を育成します。
身体や精神に障がいのある人の自立生活を支援する専門職が作業療法士です。身体の諸機能を回復・開発する技術とともに、創造性豊かで相手を思いやり深く考える力を備えた人材育成を目指しています。

大学院保健医療学研究科
変化する保健・医療・福祉に対応できる創造的な知識や技術を探究
看護学、理学療法学、作業療法学の各視点から高度な知識と技術、卓越した実践能力と問題解決能力を有する人材を育成します。
本大学院は県内外の保健・医療・福祉の分野で働いている方々が、課題解決に取り組むリカレント教育の場でもあります。そのため、夜間の講義、休日を利用した集中講義、インターネットを用いた遠隔講義や長期履修制度等の学習機会を整えています。


各実習室には専門分野を学ぶうえで欠かせない、最先端の機器を備えています

8月、コロラド州立大学の教員と学生が来訪し、学術・文化交流を行いました

少人数制のメリットを生かして、経験豊かな教員がきめ細かに指導します

国際交流の取り組み
本学では、海外研修制度のほか、海外協定校から教員を招いての講義など、世界を学ぶ機会が充実しています。看護学科は、昨年国際交流協定を締結した国立台北護理健康大学と8月に学生の相互交流を行いました。また、3月には作業療法学科の学生と教員がアメリカ・コロラド州立大学へ赴き、現地の作業療法に触れながら学術・文化交流を行いました。

がんばる学生を応援!
2024年度より、学術研究活動、学業成績、課外活動、地域活動などで優れた成果を収めた学生や学生団体をたたえる「学生顕彰制度」を導入しました。今年4月には優秀学生賞の表彰式を開催し、16名に賞状が授与されました。今後も学生の努力や挑戦を広く認めることで、さらなる成長と社会貢献を後押しします!



山形県立保健医療大学
上月正博
理事長兼学長
若い時に一流にふれる重要性
医療従事者は「卒業後2、3年までにどんな医療従事者に出会うかで、おおよその道が決まる」といわれます。本学は、2000年に四年制大学として開設され、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士の養成を担い、これまで社会に送り出してきた卒業生は約2000人を数え、山形県内はもちろん、東北地方や全国で保健医療の専門職や指導者として活躍しています。
本学は、先進的な教育を実践するための多彩で高度な教育・研究能力を有する世界水準のスタッフを擁しており、また、最先端の教育・研究機器がそろっております。学生時代からぜひ「一流にふれる」ことで、皆さんの未来を開拓していってほしいと思います。


7月5日(土)・7月6日(日)
9:30~11:45/13:15~15:30
施設見学、先輩学生とのフリートークなど
※両日、午前・午後とも、同じ内容で開催します。
※入場には事前予約が必要です。
※詳しくは本学HPをご確認ください。
所在地/山形市上柳260番地
問い合わせ先/教務学生課
TEL:023-686-6688
E-mail:kyogaku@yachts.ac.jp