やまがた未来プロジェクト2024

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2023.05.31

vol.19高校・専門学校・大学

表紙のはなし vol.19

〈山形南高校應援團〉
井出慶太郎さん(団長)、情野陽海さん=3年、竹村晴さん(副団長)、設楽旦陽さん、松田侑さん=2年、須藤友惟さん=1年

 長く続いたコロナ禍は、応援団にとっても受難の期間だった。声出し応援が禁止され、部員は減り、昨年秋にはとうとう1年生1人に、という危機を迎えた。「団長の重責を1年生には背負わせられない」と立ち上がったのが、井出慶太郎さん。中学時代、応援委員長を務めた経験もあり「自分が団長になる」と、文化祭で行われる引き継ぎ式直前に志願した。副団長に就いた1年生の竹村晴さんと2人で勧誘にも力を入れ、部員は6人に増えた。

 春から声出しが解禁になり、久しぶりに新入生に対する応援指導を行うことができた。これを乗り越えると真の南高生として認められる伝統の行事。 一 皮むけたような1年生の表情を見て、「コロナ前の南高って、こういう感じだったんだ」と改めて思ったという。これから迎える夏は、応援団にとっても晴れ舞台。団長は「南高らしい元気な応援で、頑張る選手の背中を押したい」と表情を引き締めた。

炎天下での撮影中ずっと団旗を掲げてくれた須藤友惟さん
MIURA MAKOTO

Photo:

MIURA MAKOTO
【ビデオグラファー・フォトグラファー】

ダイナミックなカメラワークとユニークな映像合成を得意とし世界中のストリートカルチャーを撮るために日夜飛び回る。世界的企業と単独契約し映像のディレクションをするなど多方面で活躍中。山形市出身。

 

 @mak_otome


〈撮影実績〉

NIKE、RedBull、D.LEAGUE、adidas、PUMA、 Reebok、atmos、XLARGE、Columbia

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