やまがた未来プロジェクト2022

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2022.02.01

vol.12高校・専門学校・大学

\教えて!!/SEPS(Super Engineer Programing School)って何?

山形大学が高校生向けに展開しているスーパーエンジニアプログラミングスクール(SEPS=セップス)がスゴいらしい!
一体どんなところがスゴいのか。
運営する山形大学・国際事業化研究センターのセンター長・小野寺忠司教授と、受講した生徒の皆さんに聞きました。

山形からスーパーエンジニアを育てよう!
シリコンバレーのトップ技術者に学ぶ

Q
小野寺教授、ズバリ「SEPS」って何なんですか?!
A

小野寺教授:山形大学発のIT人材育成プログラムです。世界ではインスタグラムやウーバーイーツなど新しいサービスが次々と登場し、カタチのないものが価値を生んでいます。それらをつくり出しているのは、ざっくり言うと“プログラミングができて英語ができる人”。そうした人材はアメリカのシリコンバレーや中国に多く、一方で日本は育成に後れを取っていて、特に地方ほどIT人材が不足しているといわれています。いくら国がデジタル化を進めても、技術が分かる人がいなければ実現できません。SEPSはそうした課題を解決するため、山形からスーパーエンジニアを育てようとする試みです。

Q
スーパーエンジニアって何ですか?
A

小野寺教授:設計から開発・事業運用の全行程に対応できる技術者のことです。新しいものを生み出す上での即戦力として期待されます。SEPSの特徴は、シリコンバレーで活躍するトップ技術者の日本人スーパーエンジニアが直接、高校生を指導してくれるところ。世界最先端の技術者とつながる機会は、高校生の刺激になるはずです。エンジニアリング力(プログラミング力、データサイエンス、AIの活用)とアントレプレナーシップ(起業家精神…探究学習、課題解決、事業化プランなど)の両方の育成を目指しています。

Q
それはすごい。でも敷居が高そう…。カリキュラムはどんな感じですか?
A

小野寺教授:プログラミングの基礎から応用を学び、アイデアをビジネスに結び付ける探究活動を経て、小型マイコンモジュールM5StickCと各種センサー・アクチュエーター類を活用して実現する製作活動、そして最後は発表会を行います。最初は緊張していた高校生も、シリコンバレーのエンジニアにチャットでどんどん質問していましたよ。

Q
どんな高校生が受講したんですか?
A

小野寺教授:2020年度はトライアルで県内の工業高校4校を対象とし、21年度前期は県内の全工業高校、後期は東北の工業高校へと対象を拡大していきました。募集後すぐに定員に達し、21年後期は120人が参加しています。来年度からは工業高校以外の普通科にも対象を広げ、将来的には全国展開を計画しています。

小野寺教授より

なぜ大学がここまで?という声も聞かれますが、地方の大学ほど、その地域のレベルを上げていくために、地域に密着して教育の場を提供する必要があると考えます。私たちは、SEPSに参加する生徒の成長を確信しています。生徒たちには、やりたいことに向かって真剣に取り組めば達成できることを体感してほしいです


受講生に聞いてみた ~鶴岡工業高校~

情報通信科2年 【左】菅原真亜叉さん【 右】奥山 丈さん
熱中症になる人を減らしたいという思いから、室内の温度や湿度で危険度をお知らせするシステム「熱中症お知らせくん」を開発し、成果発表会で最優秀賞を頂きました。通信アプリLINEと接続することで、離れている人にもお知らせできるようにした点がポイント。自分たちの作りたいものを実現できたのがうれしかったです

\最優秀賞を頂き励みになりました/

開発した「熱中症お知らせくん」

情報通信科3年
【左】木村暁人さん 【右】鈴木 慧さん

家にあったスマートスピーカーとマイコンを接続させたり、センサーなどを活用して、スマート農業につながるシステム開発に取り組みました。実家の畑のハウス管理や作物盗難被害といった課題に対して、解決策を考えるのは面白かったです。シリコンバレーのエンジニアの方は、質問すると即レスポンスがあり的確なアドバイスをくれるので驚きました。常に新しいことを吸収しようとする姿勢を学びました

\普通の高校生にはできない体験でした/

先生の声
鶴岡工業高校教諭 土田 慎さん
受講をきっかけに生徒たちは教科書を飛び越えてどんどん自分たちで学んでいき、頼もしかったです。高大連携により最先端の知識を教えてもらうことで、生徒たちの視野が広がっています

スーパーエンジニアプログラミングスクール

https://seps.yz.yamagata-u.ac.jp/

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