2020.07.25
バトンSTORY
東ソー・クォーツ株式会社 バトンストーリー
先輩から後輩へ、伝えたいこと。後輩が先輩から、学びたいこと。
山形の企業の現場で働く人々の思いをつむぎます。
部下のうれしそうな顔って
本当にいいものです
見たこともない石英ガラスという素材にひかれて入社したのは、技術系で女性を採用しまだ2年目の年。技術、品質保証から製造部門までさまざまな部署を経験させてもらいました。
営業本部を預かる今も、できるだけ工場で現場の方と話すようにしています。ただ製品を売るだけじゃ寂しいし、獲得した新しい開発図面を見るのが楽しいんです。
半導体産業はアップダウンが大きく、注文がないつらい時期もあります。でも後輩たちにはそんな時こそ、次の立ち上がりを見据えてお客さまと話してほしい。自分の役目は、そんな彼らをサポートすること。部下のうれしそうな顔を見られるって、本当にいいものですから
執行役員 営業本部長
阿部 惠美子さん(59歳、山形市生まれ)
みんなに助けてもらい、
山形で世界と勝負
高校1年で理系とたもとを分かち、大学では歴史を学んだのに、ご縁があって当社に。熱膨張率や透過率など、理系の人にとっては当たり前のワードすら知らず、初めは苦労しました。
これも入社後に知ったのですが、パソコンやスマホなどに使われている半導体の製造過程で欠かせないのが石英ガラス。私たちは先端機器の進化の最前線におり、高スペック化に貢献しているんです。お客さまの要望が同僚の手により形になり、届けることができた時が、最高の時です。
たくさんの人に助けてもらい、今があります。さらに知識を身に付け、山形で世界と勝負したいです。
東北営業所
鈴木 繁さん(33歳、上山市生まれ)